伊勢広とは・・・ ご挨拶

 

初代18年、2代目4年、3代目(2017年2月~現在)4年目のやきとりと一品料理のお店です。

1994年~。タレは継ぎ足し。

和モダンな落ち着いた雰囲気のやきとり屋で、カウンター席は常連様が多くスタッフとの会話を楽しみにいらっしゃいます。その他、出張で室蘭に来られた方や地元の方など様々な方々が御来店されます。一日の疲れをやきとりとお酒でスッキリと、帰るときにはまた明日から頑張るぞー!と思っていただけるよう全力でお手伝いさせて頂きたい!というのがスタッフの想いです。

 

 

 

室蘭やきとりの歴史

 

明治42年、溶鉱炉に火が灯ってから100年あまりになります。室蘭は鉄、そして工業のまちとして繁栄してきました。

そこに働く労働者の胃袋を満たしてきた代表的な食べ物、それが"やきとり"だったのです。昭和12年からの日中戦争の時代に、食糧増産のため、農家が豚を飼うようになりました。

昭和14年には、一般の靴生産は中止され、中皮不足から軍は豚の皮を軍靴に用いるため、養豚を大いに奨励。室蘭では豚の皮と肉以外は食べてもよいことになり、屋台などで豚の内臓(モツ)が売られるようになりました。

モツのほか、当時は野鳥も串焼きにして食べていたことから、それが現在の"やきとり"の語源の由来ともいわれています。そしてその後、徐々に「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」のスタイルが"やきとり"として定着してきました。

食糧事情の悪かった時代から、豚肉の動物性タンパク質と玉ねぎ、洋がらしの絶妙な組み合わせが、労働者の貴重なエネルギー源となり、延いては、明日への活力源でもありました。そして「安い、早い、うまい」の三拍子を兼ね備えた身近な食べ物として、昔と変わらない、確固たる形態を今日まで継承しています。

 

 

 

豚肉と玉ねぎの栄養について

 

たまねぎに含まれる硫化アリルは、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにします。

豚肉に含まれる、ビタミンB1と結合してアリチアミンとなり、ビタミンB1の吸収を良く、疲労、食欲不振、精神不安定、精力減退、不眠などに効果があります。